こんにちは!日本でヒンディー語を勉強している、はるかしです。
今日はわたしの体験談、「ヒンディー語を学び始めた時に何を勉強したのか」についてご案内いたします。
インドに行ったことがない社会人がどうやってヒンディー語を勉強し始めたのか…というニッチすぎる内容ですが、少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。
ヒンディー語を学び始めてからやったこと
ヒンディー語を学び始めて1年の間にやったことは、大きく分けて(というかこれだけ)4つです。
- デーヴァナーガリー文字の習得
- 発音
- 文法
- 単語
わたしは上から順に勉強をしましたが、東京外国語大学のオープンアカデミーへ通って勉強していたので授業のカリキュラム上このような順番になっています。
独学の場合は文字+発音を並行しつつ、文法や単語、会話もできたら学ぶと効率的なのかもしれません。
ヒンディー語の勉強1年目で行った文字・発音・文法・単語の4点について、少し詳細を書いていきます。
[1]デーヴァナーガリー文字の勉強方法
ヒンディー語を勉強するにあたり、デーヴァナーガリー文字の習得は勉強が苦手なわたしにとって大きな壁となりました。早速挫折です。
まず、何も理解が出来なくて「…は?」という状態でした。
いや…まじで読めんしわからん
そんなわたしですが、今では大体読めます。そう、こんなわたしでも、読めるようになりました!
そもそもデーヴァナーガリー文字を勉強する必要があるのか?というヒンディー語学習者に降りかかる最初の壁については、様々な見解があると思います。
わたしの見解はこちらです。
さて、デーヴァナーガリー文字の勉強方法ですが、大したことはしておらずたった3つのことをやっただけです。
- 文字を覚える
- 短文でもいいので読む
- スマホでデーヴァナーガリー文字を入力する
この3つを気が向いたときにやるようにしていました。
具体的には、わたしはひたすらノートに書いて文字自体を覚えて、その後、声を出して文字の読み方を覚えていました。
並行して、短いフレーズを読んで、なんとなく文字の形と音を覚えることもしていました。
例
यह सेब है(Yah seb hai)
「これはりんごです。」
このフレーズを目で見ながら、
「いぇ せーぶ へ」「いぇ せーぶ へ」「いぇ せーぶ へ」
と、何回か声に出して読みます。
(正しい発音をどこかで聞きながら声に出すと尚良し)
段々と文字と音が一緒になってくる感覚があり、気がついたら読めるようになっていました。
あとはそこまで意識していなかったのですが、スマホのデーヴァナーガリー文字入力を積極的にやっていました。
なんとなく身近にある方が覚えやすい気がしたので‥
友達へのLINEに意味もなくनमस्ते(ナマステ)!と送ってみたり、自分だけのLINEグループにデーヴァナーガリー文字をとにかく入力していくうちに、段々とわかってきた気がします。
手入力することで文字がわからないと入力ができない問題にぶち当たるので、最初は相当イライラしますが段々スムーズに入力できるようになって楽しくなりました。
[2]発音の勉強方法
発音についてはいまだに練習中・未習得なのですが、実は序盤に基礎的なことは勉強しました。
ヒンディー語の発音は日本語には無い音もあり、わたしにとっては難易度が高かったです。
とくに有気音と無気音の使い分けが難しくて、ここでも挫折。うっ
発音のポイントはこまめにノートに書いていましたが、言う(書く?)は易く行うは難しとはこのことだと実感しました。それくらいわたしにとっては難しいです。
最終的には、序盤ではあまり音に拘らず日本語通りに覚えよう!という結論に至りました。
それが良かったのかどうかはわかりませんが、そういう人もいたよということで…。
日本語通り(所謂、カタカナ発音)で発音を覚えると、ネイティブには程遠い発音になります。
思い返せば、もっと発音練習をネイティブに寄せてやればよかったなぁと後悔です。
[3]文法の勉強方法
ヒンディー語文法の勉強方法については、ひたすらテキストに沿って勉強をしました。
これもオープンアカデミーに通っていたから出来たことなのですが、CDエクスプレス・ヒンディー語の1章からひとつずつ学んでいきました。
ちなみに1年目では全く理解が進まず…という状態だったので、あくまで「文法の概要をざっくり知った」くらいのレベル感です。
頭が悪すぎて1回では文法を全く理解できなかったので(悲しすぎる)、今でもテキストを見ながら勉強中です。
独学の場合は、ニューエクスプレスプラス ヒンディー語を手持ちテキストにして、You Tubeのヒンディー語講座動画、大阪外国語大学のホームページを活用すると良いと思います。
ヒンディー語を独学で学ぶ場合の教材は限られているので、限られた教材を繰り返し勉強する…という流れになるかと。選択肢が少ないので、反復学習せざるを得ない、ということですね。
[4]単語の勉強方法
ヒンディー語の単語ですが、これはひたすら教科書に出てきた単語を覚えること、旅の指さし会話帳の単語を覚えていました。
おそらくヒンディー語の単語帳は存在しないので、自分で単語が沢山掲載されているテキストを探すか、自分のノートに単語を書き溜めて覚えていくか…の2択になります。
「旅の指さし会話帳ヒンディー語」は巻末に単語リストが掲載されているので、そのリストを単語帳代わりにすると基礎的な単語はカバーできます。
旅の指さし会話帳は旅行者に向けた本なので、内容も旅行に寄っています。
そのため、単語も旅行中に使用するような内容が多く収録されています。
[番外]会話練習について
わたしは初学時にあまり会話練習をしなかったのですが、余裕があればもっと会話練習をすればよかったなぁと思っています。
何故ならわたし、びっくりするほどしゃべれません!
基礎が足りない&会話練習が足りないという勉強不足がたたっていることは十分理解していますが、アウトプット機会が多いほうがもっとヒンディー語が身についたなと感じることも多々ありました。
なお、会話練習は一人では難しいので、インド人とお話したり、ヒンディー語レッスンを受講することをおすすめします。
一人で会話練習はすごく…寂しいです…(経験者)。
そうはいっても、
気軽に会話練習ができるインド人は周りにいないし、レッスンを受講する勇気もない…
という方には、下の記事で紹介しているヒンディー語学習用アプリをおすすめいたします。
ぼっち会話練習をしていたわたしを救ってくれたヒンディー語の勉強アプリで、会話練習メインでみっちりできます。
東京外国語大学オープンアカデミーについて
わたしがヒンディー語を学ぶきっかけになった東京外国語大学オープンアカデミーとは、東京外国語大学が主催する在学生以外の人向けに開催している語学講座です。
社会人や他大学の学生、高校生等が気軽に学ぶことが出来る講座となっています。
このオープンアカデミーの素晴らしさはいわゆるマイナー言語の講座も多く、気軽に初級から学ぶことが出来るという点です。
期間は学校と同じく、前期・後期がメインとなっており、夏は短期集中講座も存在します。
現在はオンライン講座のみ開催となっていますが、以前は大学で対面授業を行っていたので、お友達が出来たりと本当に学校に通っている感覚でした。
春講座(4月~7月)、秋講座(10月上旬~2月下旬)、夏講座(8月中旬~9月上旬の短期集中型)
の3期間があり、学校と同じく春講座からスタートという感じです。
秋講座は春講座の続きとなっているため、初学には少し向かないかもしれません。
公式HPはこちら→ https://tufsoa.jp/
おわりに
内容が全くまとまらないのですが、英語などのメジャー言語と同様に、基礎を固めることが大切なのかもしれないな…と、ヒンディー語学習を振り返るきっかけになりました。
もちろん、近々インドへ行くので会話フレーズをとにかく覚えたい!とか、ヒンディー語の映画を字幕無しで見れるようになりたい!など、ヒンディー語を学ぶ目的は人によって様々だと思います。
目的にあった内容で勉強を進めることが望ましいですが、趣味でヒンディー語を勉強しているわたしの場合はこんな感じでした!ということが少しでも伝われば幸いです。
ご意見、ご感想等、お問い合わせからお気軽にご連絡ください!
では!