こんにちは!日本でヒンディー語を勉強している、はるかしです。
本記事ではわたしが最近よく使っている「ニューエクスプレス+ ヒンディー語」についてご紹介いたします!
- 通販でヒンディー語のテキストを買いたいけど、中身がわからなくて不安…
- どうやって使うの?
- 独学でヒンディー語を始めたいけど、どんな本を買えば良いのかわからない…
ヒンディー語のテキストについて少しでも悩んだことがある方にお役に立てれば嬉しいです。
※個人の感想・レビューですので、参考程度にご覧ください。
※適宜加筆、更新を行います。
どんな本なの?
内容(「BOOK」データベースより)
会話から文法を一冊で学べる入門書に簡単なスピーチ・メッセージの表現、文法チェック、読んでみようをプラスして、さらにパワーアップ!
ニューエクスプレスプラス ヒンディー語 商品ページより
と、商品ページには記載されています。
エクスプレスシリーズでは現在、恐らく4冊のヒンディー語テキストが発刊されています。
本書はその中の最新書籍です。
なお、他のエクスプレスシリーズを簡単にご紹介すると以下のとおりです。
エクスプレスヒンディー語
おそらく一番古いエクスプレスヒンディー語。わたしは見たことがないです…
CDエクスプレスヒンディー語
まぁまぁ古い書籍。とっつきにくい解説ながらも、ヒンディー語文法の痒いところまでほぼ網羅している気がする。
「これなんだっけ?」をだいたい解消してくれる良書。
使い始めたときはあまり馴染めなかったが、読めば読むほど優秀であることに気が付く。いい意味でスルメ的教材。文法をがっつりやるならこの教材が一番詳しく記載されている気がする。
ニューエクスプレスヒンディー語
これが少し前までは最新書籍だったが、今は息を潜めているタイプの書籍。
前作のCDエクスプレスヒンディー語から大幅な進化を遂げた内容で、最新作「ニューエクスプレス+ヒンディー語」の土台となった教材。
2024年3月現在、あまりメルカ●でも見かけない気がします。時代が…変わった…?
どんな人が、どういうときに使うのか
これから基礎から文法を重点的にヒンディー語を学び始める方は、まずこちらの本を購入すると良いと思います。
理由は「日本で一番購入しやすい、日本語のヒンディー語テキスト」だからです。
おそらく店頭にも一番並んでいる書籍なので、実際に手にとって見て内容を吟味してもいいかもしれません。
文字・文法・単語・ヒアリング(CD付き)などの練習はできる書籍です。
そう、これ1冊で基礎はだいたい網羅できてしまうのです!
基礎固めにはもってこいだと思います。
中身の紹介
ほかのエクスプレスシリーズと同じような構成で、ざっくりと分けるとこのような構成です。
- デーヴァナーガリー文字のこと(発音についても解説あり)
- 文法(全20章、途中に練習問題あり)
- 巻末付録に文法まとめ、単語辞典
ただ、本書は会話を重視しているところが他のエクスプレスシリーズとの違い、差別化されたところとなります。
よ~くみると、表紙にも「会話+文法 はじめての入門書」と記載されています。
そして目次を見てもわかるように、表現力アップの項目が多数あります。これはニューエクスプレスになってから追加された項目です。
それ以外はニューエクスプレスヒンディー語と内容は変わりないように感じます。
文字の説明もあるし、発音の説明も一覧表になっていてわかりやすいです。
そのまま読めばOK!というわけではないので、あくまで参考程度になりますが…
文法ページは、一覧表が多く使われているのでわかりやすいです。
本書の特徴として、巻末付録が充実している点が挙げられます。
メールやスピーチの例文、文法のまとめページが大変ありがたいです。
今までのエクスプレスシリーズよりも実用性を重視していることが伺えます。
背景としてはビジネスを含め、インドと関わる人材が増えてきた…ということでしょうか。
もちろん、ヒンディー語の単語リストもあります。
使ってみた感想
これまでのエクスプレスシリーズと比較して、圧倒的に読みやすいです。
文法説明などの読解が少し難しかった初代のエクスプレスヒンディー語から、(個人的に)少しとっつきにくいニューエクスプレスヒンディー語を経て、文法のポイントを簡潔にまとめられている印象を受けます。
ただ、ニューエクスプレスヒンディー語の内容とほぼ変わりないような気がします。
イメージとしては、ニューエクスプレスヒンディー語の内容に追加で情報が加わった感じです。
ヒンディー語を独学で学ぶ上でぶち当たる問題で
重要文法の表とかないかなぁ…
このようなお悩みが解消されるようなテキストです。簡潔に、きれいにまとまっています。
ちょっとマイナスなポイント
一方で、簡潔に情報がまとまっているために、今までエクスプレスシリーズに掲載されていた補足説明などは省略されています。
(これはニューエクスプレスヒンディー語にも言えることですが…)
基礎では知らなくても良いかもしれませんが、実はこの補足説明がすごく秀逸だったので本気でヒンディー語を学ばれる方はエクスプレスヒンディー語があると便利かと。
中級くらいのレベルになると、よりありがたみが増します。
あくまで、エクスプレスヒンディー語と比較した場合のはなしです。
日本にあるヒンディー語テキストの中では情報量が多い方なので、十分すぎるくらいだと思います。
ちなみに紙質は感熱紙のようにトゥルトゥルしているので、鉛筆では少し書きにくいかもしれません。
わたしは結構書き込んでしまうタイプなので、できれば普通の紙がよかったかな…
おわりに
偉そうで恐縮ですが、少しでもこの本の良さが伝われば嬉しいです。
わたしがヒンディー語の勉強をはじめたとき、ヒンディー語のテキストが少なすぎる問題(英語韓国語中国語はいっぱいあるのに…)に直面して、なおかつ本屋さんにも置かれていないので雰囲気と感覚で買っていました。
少しでも
中身がわからないから買うのやめるわ…
というケースが減ると良いなぁと思います。
あと、自分の備忘録なので、また感想が変わるかもしれません。その時は適宜更新していきます。
では!