こんにちは!日本でヒンディー語を勉強している、はるかしです。
今日はヒンディー語初心者のわたしが勝手にヒンディー語テキストのご紹介をしたいと思います!
これまで使ったことがあるヒンディー語のテキストについて、備忘録として残します。
個人の見解なので、あくまで「こういう人もいるのねー」というくらいのご参考になればと思います。
※一部、以前の記事から抜粋しています。内容が重複していますがご了承ください。
※個人の見解です。あくまで参考程度にご覧ください。
【1】CDエクスプレス ヒンディー語
入門書的なテキストです。
これ1冊が理解できればもう完璧だと思います。
○良いところ
- 文字から学べる
- 文法も学べる
- 内容がかなり詰まっているので、全て理解したい人にはおすすめ。
- 学ぶべき文法を使用した例文がしっかり詰まっている。
- 日本人のヒンディー語の先生曰く「かゆいところに手が届く」くらい細かいことまで書いてあるらしい。
ヒンディー語を学び始めたときはあまり実感がなかったのですが、すごく細かい部分まで説明されている良書です。
古い本なので解説などが堅い文章ということもあり少しとっつきにくいのですが、ヒンディー語の基礎がすべてこの本に盛り込まれています。
ヒンディー語を勉強すれば勉強するほど良さがわかるというスルメ的書籍です。
×イマイチなところ
- 専門書という雰囲気があり、言い回しが難しい。
- 古い教材なので絶版らしく、高値(先生から購入すれば定価だが、Amazonだと高い。)
- 無駄な例文がないので、物語…という構成ではない。ストイック例文のみ。
【2】ニューエクスプレスプラスヒンディー語
日本のヒンディー語テキストで今いちばん流通している気がする書籍です。ヒンディー語テキストの中では新しい本。
エクスプレスシリーズの最新版ということもあり、内容もわかりやすくまとまっています。
○良いところ
- エクスプレスシリーズなので、文字・文法ともに網羅
- 物語に沿って勉強が進むので、わかりやすい
- CDエクスプレスヒンディー語でわかりにくかった表現などを、きれいにまとめている
- 一覧表などを用いてわかりやすく文法を解説している
- 練習問題が解きやすい(解答が同ページにあるので使いやすい)
わたし的にはすごくわかりやすく改良されているなと思いました。
今はこのテキストを読むことが多いです。
×イマイチなところ
- 紙質がツルツルしているので、書き込みしにくい
- 情報量はCDエクスプレスの方が多い
【3】ニューエクスプレス ヒンディー語
CDエクスプレスヒンディー語の改良版です。
難解だった解説の言い回しなど、噛み砕いた表現になっています。
ただ、わかりやすくするために一部内容を省略しているようで 、CDエクスプレスの内容をまるっと移植‥というわけではないようです。
○良いところ
- エクスプレスシリーズなので、文字・文法ともに網羅
- 物語に沿って勉強が進むので、わかりやすい
現在も絶賛発売中なので、書店やネットで購入可能
エクスプレスヒンディー語シリーズ3兄弟の真ん中。中古でも多く出回ってきました。
少し前までは最新の書籍でしたが、今はエクスプレスプラスヒンディー語が最新テキストとなります。
そのため書店で見かける頻度は減った気がします。
×イマイチなところ
- 絵がわたしの好みではない ←偉そうにすみません、、
- 紙質がツルツルなので、書き込みしにくい。
【4】旅の指さし会話帳
旅の定番です。薄くて軽いのに情報量が多い!
見ながら話しやすい(使いやすい)ので、会話重視な人には本当におすすめできます。
○良いところ
- 会話フレーズがいっぱい掲載されている
- イラストがかわいい
- 身近な単語がいっぱい載っているので生活密着型(?)
×イマイチなところ
- 会話ベースのテキスト故に、
「今はこんな言い方しないよ~笑」というフレーズもあるらしい(インド人談)
【5】デイリー日本語・ヒンディー語・英語辞典
最近発売されたポケット辞典です。
これ、結構使いやすいので重宝しています。
○良いところ
- ほぼ手のひらサイズで持ち歩き可能。
- 日本語で気になった単語をすぐ調べられる。
- 名詞の性、記載あり。
- 英語も載っているので、日本語・英語・ヒンディー語全てを比較して意味を判断できる。
- 付録で簡単フレーズ集などが掲載されている(内容がビジネスでインドに行った設定っぽい感じ?)
×イマイチなところ
- たまに「言い方が古いよ~笑」な単語も混ざっているらしい(ネイティブ談)
- 例文はないので、あくまで単語のみ。
【6】ヒンディー語=日本語辞典
でました‥!
ガチ勢は必ず買う・学生さんもこの辞典を背負って大学に行っていると噂の…あれです!
○良いところ
- 本などの翻訳時にとても重宝する。
- 名詞の性、記載あり。
- 例文が多く、1単語調べるだけでたくさんの情報を知ることができる。
- ヒンディー語→日本語なので、謎単語と遭遇したときにすぐ調べられる。
日本語でインターネット検索が困難なヒンディー語ですが、ヒン日辞典があれば何でもカバーしてくれます。
わたしは外大オープンアカデミー時代に授業でよく使っていました。
×イマイチなところ
- 重い
- 高価
- でかい
- デーヴァナーガリー文字が読めない人は使いにくい
とにかく大きくて重いので、持ち運びが大変です。
でも、読んでいるだけでも楽しいので、購入して損はないと思います。愛着もわきますよ。
【7】Hindi-English Bilingual Visual Dictionary
こちらは 色んな言語のシリーズがあるのですが、ヒンディー語版もありました。
○良いところ
- オールカラー写真
- 項目ごとにページが分かれていて、見ているだけで楽しい
- デーヴァナーガリー文字の読み方が英語で書いてある
目で見て覚えるタイプの人はすごく楽しく勉強できると思います。
×イマイチなところ
- 調べる、というよりは見て楽しむ本
- 写真ばかり見てしまって、あまりヒンディー語を見ない(わたしだけ?)
ざっくりとですが、以上です!
今は新しいヒンディー語の文法本も出ているので、そちらのほうが良いかも‥という気もしますが、わたしはいま持っている本でこのまま勉強を進めたいと思います。
【番外編】文法に特化したヒンディー語テキスト
こちらはヒンディー語の文法テキストです。
文法をしっかりがっつり学びたい方は、このテキストで勉強してもよいかもしれませんね。
ヒンディー語テキスト収集癖があるので…買いました。
別の記事でまとめますが、取り急ぎ言えるのは、最終ページによくある単語リストはありません。
文法ガッツリ系、イラストなし、ストイックテキストでした。
【2024年1月追記】
いま文法の復習をしているので使っているのですが、ニューエクスプレス+ヒンディー語と合わせて使うと良さげです。これは買ってよかった…!!!近々レビューします!!
おわりに
偉そうで恐縮ですが、少しでもこの本の良さが伝われば嬉しいです。
わたしがヒンディー語の勉強をはじめたとき、ヒンディー語のテキストが少なすぎる問題(英語韓国語中国語はいっぱいあるのに…)に直面して、なおかつ本屋さんにも置かれていないので雰囲気と感覚で買っていました。
少しでも
中身がわからないから買うのやめるわ…
というケースが減ると良いなぁと思います。
あと、自分の備忘録なので、また感想が変わるかもしれません。その時は適宜更新していきます。
では!