ヒンディー語の文字「デーヴァナーガリー文字」は読めたほうが良いのか

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こんにちは!日本でヒンディー語を勉強している、はるかしです。

今日はタイトルの通り、ヒンディー語を勉強にするにあたって最初の関門「デーヴァナーガリー文字は読めるようになるべきなのか」という点について、わたしの考えを書き残します。

※あくまでわたし個人の見解です。

目次

デーヴァナーガリー文字とは?

デーヴァナーガリーサンスクリット語देवनागरीdevanāgarī)はインド文字アブギダに属する音素文字で、ヒンディー語マラーティー語ネパール語などの表記に用いられるほか、古典語のサンスクリットなどの表記にも用いる。

インド憲法第343条では、デーヴァナーガリーで表記されたヒンディー語を連邦公用語と規定している[1]

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ウィキペディアで調べると、デーヴァナーガリー文字とは上記のような文字とのこと。
個人的な感想として、文字は日本語と英語の中間にあたるような勝手なイメージです。
日本語の「あいうえお」にも似た母音があるので、学び初めは馴染みやすいです。

अ आ इ ई उ ऊ ए ऐ ओ औ
ア アー イ イー ウ ウー エ エー オ オー

もはや「あいうえお」みたいなものです。

▼ヒンディー語の母音をかっこよく歌い上げる、わたしの大好きな曲をここに。


Rappan Rappi Rap – Mard Ko Dard Nahi Hota | Radhika Madan & Abhimanyu Dassani | Benny Dayal

続いて、デーヴァナーガリー文字を学ぶメリット、読めない場合のデメリットを自分なりにまとめてみました。

デーヴァナーガリー文字を学ぶメリット

  • インドの看板などが読める
  • 物語など、昔の本が恐らく読める
  • 発音がすぐにわかる
  • 難しい文字が読めてかっこいい!優越感がある。

パッと思いつくものでは、このような感じでしょうか。

古い書籍を読むときはかなり重要になってくる気がします。サンスクリットを学ぶ際も、やはりデーヴァナーガリー文字を理解されていたほうが良さげな雰囲気が‥(勝手に想像)。

デーヴァナーガリー文字が読めない場合のデメリット

  • 発音などが判断つきにくいかも‥?

こんな感じでしょうか。

当たり前ですが、覚えて損はないです。それでも「文字を覚えるよりも早く話せるようになりたい!」ということであれば、覚えなくても問題はなさそうな気がします。

では、デーヴァナーガリー文字を習得したほうが良いのか

まず、結論として…個人的にはどちらでも良いと思います。
ヒンディー語学習の理由にもよりますが、文字の習得がマストだとはあまり考えていないです。

わたしの経験談ですが、ヒンディー語を学習し始めたときに

「まずこの文字を全部覚えなければ、文法などには進めません!」ババーン

という話を聞き、「やべぇよ…覚えられないよ…」と勉強のハードルが上がった記憶があります。しかし実際にはデーヴァナーガリー文字を覚えなくても大丈夫!という風潮もあるようです。

実際にインド人とのメッセージでのやり取りではヒンディー語の英語表記を使ったりもします。若いインド人とのやりとりは英語か、ヒンディー語であっても英語表記も多いように感じます。

Hi
नमस्ते
How are you

↑こんな感じのメッセージとか、

Hi
kaise ho

↑ヒンディー語だけど英語表記だったり…

最終的にはヒンディー語だけ理解するよりも、英語とヒンディー語ともに理解があった方が一番コミュニケーションがスムーズなのかもしれません。当たり前ですが‥。

ただ、先述のデーヴァナーガリー文字を学ぶメリットで挙げたとおり、ヒンディー語を学ぶ理由によっては、しっかりデーヴァナーガリー文字を学んだ方が良いと思います。

例えば、インドの古典的なものに興味がある方。

また、宗教的な文化、背景などに興味がある方。

恐らく資料を読む際にデーヴァナーガリーが多いのでは…と。

会話重視でヒンディー語を学ばれている人は、あまり文字に固執しなくてもいいのかもしれません。
と、わたしは勝手に考えています。

難易度は?難しそう、、、

わたしの第一印象

全く読めないんですけど…

はい、とっつきにくいです。記号にしか見えなかったです。
ただ、全体的に丸っこく、かわいいなぁと思いました。

←♡みたいでかわいいと思うのは私だけでしょうか? 

なんとなく読めるようになるまで、わたしはのんびり1年位かかった気がします。
文章を読んだり、文字を書いたりして覚えました。

デーヴァナ-ガリー文字を勉強するための教材

デーヴァナーガリー文字を学ぶために特化した本は、いくつかあります。

定番の「書いて覚えるヒンディー語の文字」が、最新書籍でおすすめです。
書店にも置いてあることが多いので、実際に手にとってから購入を決めることもできます。

わたしはCDエクスプレス(最新版はニューエクスプレス+ヒンディー語)に付いているデーヴァナーガリー文字一覧をみながら覚えました。

CD付きなので、書いて・聞いて・話しながら覚えられるところがよかったです。

ニューエクスプレスヒンディー語シリーズは冒頭にがっつりデーヴァナーガリー文字一覧がついていました。

あとは、インターネットでもたくさん資料が掲載されているので、それでも十分だと思います。

あと、独学でヒンディー語を勉強するなら、大阪外国語大学のサイトは必見です。
かなりお世話になっています。

▼ヒンディー語の母音・子音の発音動画

el.minoh.osaka-u.ac.jp

以上です。

わたしはデーヴァナーガリー文字がかわいくて好きなので、これからも練習を続けますし、使用します!

ただ、デーヴァナーガリー文字の難しそうな印象だけでヒンディー語を勉強しないのはもったいないです!
それをお伝えしたかっただけです…回りくどくてすみません…。

まとまりませんが、では!

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